ロバ日記

大切な人を見送る時にしたい事 その2

かなり前になりますが、「ベッド柵をとろう」とお話をしました。
これはそんなに難しくない事だと思います。
でも今日の「したい事」はちょっと難しいかも…。
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モニターをとろう

モニターとはよくドラマで見る
心臓の波形の機械の事。
心臓の動きを見る事が出来るので
(すごいアバウトな表現…)、
病棟ではあたりまえの様に
使われています。
そして最期を迎える方の多くに
付けられています。
それは、自分で症状を訴えられなくなった時、
異常が見られた場合など
早く発見するためですね。
特に夜間帯などでは有効です。
日中はいろいろ人の目があるから、変化に対応しやすいので。
お見送りの時にモニターがあるとどうなるか。
みんなそこを見ちゃうんです。
大切な人が本当に最後を迎えそうな時に、
一番見て欲しい「その人」ではなく、
モニターを見てしまうんです。
で、脈拍数がどうかとか、リズムがどうかとか、
人によっては波形の意味まで考えちゃいます。
大切な人を見送る時に、そんな事はどうでもいいこと。
むしろ、邪魔です。
最期の一呼吸、温もり、表情、思い出…、
その人をしっかり見て、声をかけて、送り出して欲しいんです。
経験のある方はわかるかと思うのですが、
呼吸が停止してからも、モニターの波形は多少動く事が多いんです。
その心臓の動きに注目なんてしないで欲しい。
本当に最期のお別れをもっと大切にして欲しい。
そんな数分の誤差には何の意味もありません。
死亡時刻なんて、医者の到着時間でいくらでも変わりますから。
病棟の看護師ですら、モニターを外すという事には抵抗を感じると思います。
家族が訴えてもすんなりと通らないかもしれません。
でも、「モニターを付ける」という意味とデメリットを考えれば、
間違いなく不必要な物と私は思うのです。
少しでも自然なお見送りのために、
モニターを外す事を提案します。

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