ロバ日記

脳梗塞で片麻痺になっても旅行できる方の共通点

要介護の親と旅に出たいと思ったら

要介護のご両親と旅行を楽しむヒントを連載中。

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「和みの風」には車椅子お客様が時々いらっしゃいます。
脳梗塞などで片麻痺(=半身不随)の方もおり、奥さんが介助されるスタイルが多いように感じます。
夕食後に病気の話になると、その回復力に驚かされる事が多いです。
「入院していた頃は全く動けなかったんですよ」と言われても、想像できない程。

皆さん、自分の体の使い方を熟知し、様々な動作を自分で行います。
今日は片麻痺でも、旅行を楽しまれる方の共通点をお話ししたいと思います。

とにかく前向き

「私たちはラッキーでした」と何度も口にする奥さんがおりました。
「(発症後)すぐ発見されて、本当によかった思います」と話す御主人がいました。
病気になり後遺症があると、どうしても介護の負担が増えてしまいます。
しかし、皆さんそういった事はあまり触れられません。
既に受け入れていらっしゃるんですね。
「あれが出来ない、これが出来ない」とマイナスな考え方では、
いつまでたっても旅行は楽しめません。

「あれが出来る、これが出来る」と出来る事を挙げ、
前向きに考えられる方がとても多いように思います。

失敗を恐れない

今まで介護している中で、いろいろな失敗があったかもしれません。
でも、それは大きな問題ではありません。
今を楽しめればそれでいい。
こうやって旅行できるくらいまで改善し、笑っていられる事の方が幸せなのです。
あのときの失敗があるから、今の幸せがあると実感しているんですね。
逆に言うと、今の幸せはあのときの失敗の連続から育てられたものと感じているようです。

不安は失敗を恐れるから生じるもの、
失敗を恐れなければ、不安も強くならないようですよ。

ささやかな幸せを感じる

「今日は美味しい物を食べた」「とてもいい天気だった」などなど、
ささやかな幸せをしっかり感じているように思えました。
気にしなければ何も感じない事でも、
しっかりアンテナを張っているとすばらしい事に見えてきます。
その幸せをともに分かち合える方がいるなら、なおすばらしい事ですね。
「この花、きれいだね」とつぶやいた時、「そうだね」と言ってくれる人がいると、
その幸せはもっと大きなものになると思います。

何もない朝でも、「今日も朝を迎えられた」と、幸せを感じられる方もいます。
それは、当たり前が当たり前ではないとわかったからこそ、実感出来る感情なのでしょうね。

何でもやってもらう

今度は介護する側の考え方。
介護する方が全てを抱え込んでしまうと、どうしてもストレスを溜め込んでしまいます。
「私が我慢すればいい」ではいつか壊れてしまいます。
始めから出来るだけ周囲の方に依頼すると
うまく進むようです。
「いっぱい頑張ったから、あとは任せる」と、
人に頼むのも一つの技量でしょう。
そうやって、
周囲を巻き込むことが出来ると、
旅へのステップが一歩進みます。

もちろん介護される方にも、
どんどん参加してもらうのは言うまでもありませんね。
旅行先の選択はもちろんの事、
日程やプラン宿の選定まで。
出来るだけ参加してもらって、
旅のわくわくを大きくすると期待も膨らみますね。

次項目  F-2 そこまでして旅行に行ってほしいのはなぜ?
前項目  C-4 アクシデント発生!その時どうしたら…

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