ロバ日記

宿泊先への連絡は、とにかく具体的に

要介護の親と旅に出たいと思ったら

要介護のご両親と旅行を楽しむヒントを連載中。

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前回に引き続き、宿を選ぶ際の注意点を。

行きたい宿を探しましょう。

前回お伝えしたように、バリアフリーは横において宿を探してみましょう。
「ここに泊まりたい!」という宿を見つけたら、早速アプローチ。

宿泊する際に困る事がないよう、いろいろと確認が必要です。
どのような状態なのか伝え、宿泊が可能か聞いてみましょう。
電話で確認する場合は、チェックアウト業務で忙しい10時前後は避けるべきです。
チェックイン時間を過ぎると慌ただしくもなるので、13〜14時前後をお勧めします。

例えば、
「普段は車椅子使用、2〜3歩は歩けるのでいすへの移動は可能」
「杖で10mほど歩くことが出来、階段も2〜3段は登れるが、長距離になると疲れやすい。」
など具体的に説明すると宿の方も、イメージがつきやすいです。
「当宿は完全なバリアフリーではありませんが、
本館から新館へのの3つの段差についてはスタッフがお手伝いいたします。」
など返してくれるかもしれません。

実はここで大切なのが、スタッフの対応。
しっかりこちらの要望を聞き、出来る事を具体的に説明してくれるかを確認します。
いかにも迷惑そうな返答をされたら、早めに切り次の宿を探しましょう。
いい宿はスタッフの対応も、気持ちがよいものです。
バリアフリーでなくても、いい宿はたくさんあります。
逆にバリアフリーを唱っていても、高齢者に優しくない宿は残念ながらあるのです。

「和みの風」常連の車椅子ユーザーの方が話していました。
「障害があっても満足する宿は、一般の方が行っても人気がある。」
ホスピタリティーの高い宿は、障害の有無はあまり関係なくいい宿なんですね。

メールでも電話でも、こういったやり取りを行うと
その宿がどういうスタンスなのかすぐにわかります。
是非、宿選びの参考にして下さい。

何をお願いしたらいい?

宿に行ってほしい事があれば、できるだけ具体的に伝えましょう。
「噛むのが疲れやすいので、料理を粗く刻むことは出来ますか?」
「胃ろうを作っているのですが、
ベッドに栄養剤を引っ掛ける場所はありますか?」
「行って何とかなるだろう」と考えるのは、
前向きでいいのですが、なんとかならない可能性も。
気持ちよく過ごすためには、宿での状況をイメージして
事前の確認が大切かと思います。

この時、担当者の名前をしっかり確認しましょう。
高級ホテルは別ですが、
大規模なホテルであればある程スタッフが多く、
情報が正確に伝わりにくいです。
担当者の名前を聞き、責任の所在を明確にする事が、
伝達ミスの予防に繋がります。

次項目  B-7 どうしても温泉に入りたいですか?
前項目  B-5 宿選び、バリアフリーでなければいけませんか?

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