ロバ日記

どうしても温泉に入りたいですか?

要介護の親と旅に出たいと思ったら

要介護のご両親と旅行を楽しむヒントを連載中。

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旅行について考えたときに、
「温泉行ってのんびりしたいな〜」って思ったりしません?
「旅行=温泉」といった方程式が、日本人にとって常識なのかもしれません。

確かに温泉は気持ちがいいですよね。
自宅とは違う広いお風呂で、足を伸ばしてゆったり入る。
「あ〜っ」と幸せのため息をつくのは間違いありません。

お風呂のリスクはやっぱり高い

そんな皆さんに愛されているお風呂ですが、やはり危険性は高いです。
特に高齢者にとって、入浴中の事故が非常に多いのは皆さんもご存知と思います。

  • 脱衣所、浴室、浴槽内の温度変化によるヒートショック
  • 長時間や肩まで浸かる事による心臓への負担
  • 体内中の水分不足による脱水症状

皆さんも浴槽から立ち上がった時、ふらつきを経験された事があるのではないでしょうか。
実際に転倒するまではいかないまでも、高齢者であればリスクが高い事は容易に想像できますね。
ぬれていると滑りやすく、お風呂場に手すりがない所もまだまだたくさんあります。

また、皆さんはお風呂に疲れを取りに行きますが、
入浴しただけで疲れてしまう人もたくさんいます。
それだけ体力を使うんですね。

旅行で体力を消耗している状態でさらに入浴をする事は、
かなり体に負担をかけているという事実をまず理解して頂きたいと思います。

練習してみましょう

「でもやっぱり旅行はお風呂でしょ」という方は、
入浴がどのくらい体力を消耗するか確認するために、銭湯に行ってみましょう。
最近は規模の大きなスーパー銭湯など、バリアフリー化された所も多いです。
ぜひ、体験してみて下さい。
ディサービスではあまり参考になりませんよ。
介護のプロがお手伝いしていますし、浴室も設備が整っていますので。

入浴後まだ動けそうですか?
外出した後、夜に入浴出来るほど体力が持ちそうですか?
実際に入ってみると、いろいろわかってくる事があると思います。

旅行中は入浴しない!

これだけ体に負担がかかるので、初めての旅行は入浴しないという手もあるんですよ。
着替えるだけでも違いますし、簡単に「清拭」をするのもいいでしょう。
清拭とは温かいタオルで体を拭く事です。

これだけでもかなりさっぱりします。
喫茶店のおしぼりで顔や首を拭く方はその気持ち良さがわかってもらえるでしょう。
(私はやりませんけど…笑)

やり方は簡単です。
熱いお湯で濡らし、絞ったタオルを2〜3本
ビニール袋に入れます。
もし電子レンジがあれば、より便利ですね。
上半身と下半身に分けて、それぞれ拭くだけです。
専用の清拭剤もありますが、
1回のために買う必要もないでしょう。
詳しくは下記のリンクを参考に。

まず、入浴をやめるという選択肢が、旅行のハードルをかなり下げてくれるのは間違いないと思いますよ。

次項目  B-8 車椅子用トイレはどこにある?
前項目  B-6 宿泊先への連絡は、とにかく具体的に

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