ロバ日記

旅行会社に依頼する介護旅行は、料金が高いと思ったあなたに

要介護の親と旅に出たいと思ったら

要介護のご両親と旅行を楽しむヒントを連載中。

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今まで触れてきませんでしたが、介護旅行を専門とした会社はずいぶんと増えました。
「お身体がご不自由でも安心・安全なご旅行を!」「ご高齢で旅に不安を感じている方へ」など、
旅とケアの専門家が付き添いして、旅行に連れて行ってくれます。

非常にいいサービスで、利用される方も増えていると思います。
でも、やっぱり一番の感想はここ。

「料金がちょっと…」

一般のツアーとの違い

料金が高いと感じる背景には、一般のツアーとの価格差が激しい面もあります。
では、一般のツアーはなぜあれほど安いのでしょう。
企業努力の賜物で、いろいろと理由はあるようです。

  1. 早朝や深夜など航空料金が安い便を利用する。
  2. お客様を呼び込みにくい平日に設定して、宿泊料金を下げる。
  3. たくさんのお客様を呼び込む事で、料金が低くても利益を上げる(薄利多売)。
  4. ホテルに対し大人数の宿泊を確約する事で、一人当たりの宿泊料を下げてもらう。
  5. 土産物店と連携して手数料をもらう。

つまり、人が旅行しにくい時期や時間を設定して、かつ多くの方に来てもらう。
効率的に旅行をしてもらう事で、ツアー料金を下げているのですね。

一方、介護旅行の場合。
実は今書いた理由が全て当てはまりません。

  1. 高齢者に早朝や深夜の移動は困難
  2. 同行者の都合で平日の日程は不可が多い。
  3. その方にあったプランを設定するため、コストがそのまま上乗せ。
  4. バリアフリールームは宿泊料が割高。
  5. 参加者が少ないので、土産物店から手数量はもらえない。

さらに添乗員さんが、ヘルパーさんや看護師なので人件費も上がるんですね。
1泊2日の旅行でヘルパーさんに同行してもらった場合同行料だけで5万円以上、
看護師が同行する場合はさらに上がります。
そしてプランニング料、ヘルパーさんの交通費や食事代、宿泊費は別料金です。

参加者の人数があまりにも少ないのでので、どうしても1人分の料金は上がってしまうのです。
つまりオーダーメイド旅行って事です。
ただ、最近は少人数のツアーを組み、
少しでもリーズナブルな旅を提供している旅行会社もあるそうですよ。

保険制度を利用した宿泊とのギャップ

「病院やショートスティで1泊したってこんなにかからないのに!」と思うかもしれません。
実は、そこにも落とし穴が。
忘れてしまいがちですが、病院やショートスティは医療保険や介護保険が使われています。
つまり、本当の料金の1〜2割ですんでいるんです。
こういった保険制度により非常に安価に医療、介護サービスを受けているからこそ、
介護旅行が高く感じてしまう要因にもなっていると思います。

「じゃぁ、介護旅行も保険でまかなうべきだ!」
……と、言えるほど日本が潤っていない事は
皆さんご存知ですよね…。

旅行会社にもよりますが、
依頼した介護旅行はとてもすばらしく、
料金以上の満足が得られていると聞きます。
そのため、皆さんリピーターとなり
旅行を満喫されているようです。

「料金面ではあきらめるしかないのかなぁ…」と
思ったあなたに提案したい事があります。

それは次回に。

次項目  A-8 業者に頼まずに、安心して介護旅行をする2つの方法
前項目  A-6 旅行に全く無関心な時に

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