ロバ日記

粘り強く考えぬく事が難しい時代

Eテレ(教育テレビ)で「考えるカラス」という番組があります。
小学校高学年~高校生が対象の科学番組です。
この番組の画期的な所は、知りたい所を教えないんです。
例えばこんな問題。

画像長さの違う2つのロウソクにビンをかぶせると?
1.長いロウソクが先に消える
2.短いロウソクが先に消える
3.同時に消える

わかりますか?
よ~く考えて下さいね。
    ・
    ・
    ・
正解は…1です。
2だと思った方、残念でした。
二酸化炭素は空気より思いから…、なんて思った方いるのではないでしょうか。
(はい、私です!)
実験すると確実に長い方から消えてます。
さて、なぜでしょうか~
「それは………」
「ここからは自分で考えよう」とカラスが出て来て中断します。
そして次のコーナーへ。
本当に理由は説明しないんです。
気になりますね~。
私も気になりました。
そして、ネットを見ました。
一方…。
こんなCMがあります。

わかりますか?
私もネットで調べたくなりましたが、
ここはぐっと我慢して小1時間考えました。
そして出した答えがこちら。

(1+18)×5
これでは10になりません。
18の間に「-」を入れて、
「10分の10」つまり「1」を作ります。
そしたら見事に10になります。

って考えました。
すっきりした~、って喜んでたら答えが違いました(笑)。
ちゃんと、数字をひとつずつ使っていました。
とんちではなくまじめな問題だったんですね。
こういった問題って1~2時間や半日、
いや1週間程考えてやっと答えが出た時の感動や喜びは、
やってみなければ味わえません。
でも、ネットがあるおかげで、
その粘り強く考えるというのが難しくなった様に思います。
ネットがあると何でも教えてくれます。
「今夜のおかず」から「人生相談」まで、すぐに答えが出てきますから(笑)。
答えがすぐ分かるというメリットもありますが、
その分じっくり考える事が出来ないというデメリットもあるんですね。
特に、子供達には大きな問題なのかもしれません。
先ほどの「考えるカラス」ですが、
とても小学生の頭では理解できないだろうと思われる理由がたくさんあります。
でも、それでもいいんでしょう。
「なぜ?」「どうして?」を考えるために、この番組があるのですから。
粘り強く考える為に出来ること。
まず、大人が安易に答えを見つけない事も大切なのかもしれませんね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

要介護の親と旅に出たいと思ったら

おすすめ記事

ページ上部へ戻る