十勝で観光するならば

日勝峠の雲海は早朝だけじゃない!正午を過ぎても雲平線がはっきりと

最近曇りの日になると日勝峠の山頂カメラが気になって仕方ありません。もし晴れていたりすると、行きたくてウズウズ…。何しろ、ほぼ間違いなく雲海が楽しめるのですから。そんな役に立つ山頂カメラはこちらから。

実はこのサイト、スマートフォン用のレイアウト。パソコン用のレイアウトもあるのですが、パソコンで見るとカメラ画像が小さくなってしまうので、あえてこちらをご紹介しております。

日勝峠は昼過ぎでも雲海が楽しめます

雲海と言うと、どうしても早朝をイメージしてしまいますよね。早朝を過ぎると雲海も消えてしまうというのが理由なんですが、日勝峠はどうもその条件に当てはまらないようです。なぜなら、昼過ぎでも見られるので。

マメにチェックしていますが、結構な確率で山頂は晴れています。それは昼過ぎでも変わらず。恐らく条件によって違うのでしょうが、日勝峠は雲海を望むのに適した場所なのだと思います。

ただし、日勝峠展望台はちょっと確率が低いです。展望台は5合目にあるので、ちょうど雲海に飲まれている事が非常に多いんです。恐らく、ここで楽しむのであれば早朝がいいんでしょうね。

お昼過ぎでも楽しむのであれば、こちらがお勧め。

また行ってきました。そしたらこんな感じです。この時は13時。

椅子を持ってのんびり座っていたい気分です。でも、宿の仕事の合間に行くので正味10分程度…。

雲平線はどこまでのびている?

雲海は雲が果てしなく続きます。水平線ならぬ、地平線ならぬ、雲平線です。そんな言葉は辞書にはありませんが、宮沢賢治が『春と修羅』という作品で用いているそう。作品内では「うんぴやうせん」とふりがなが。詩的な表現は宮沢賢治にあっていますね。

この雲平線、一体どこまで続いているのでしょう。ちょっと調べてみると、高さが分かればどこまで見えるかが分かると。この時は大体6合目あたりが雲海の切れ目。6合目は標高720mで、頂上は1,022m。つまり302mの高さから雲平線を見ていることになります。雲の高さが一定であると仮定したら、こちらのサイトを参考に…。

結果、65.79km!

方角的に考えると、足寄や本別、豊頃辺りが雲平線の果てのあたりになるようです。確かにあの辺まで高い山はありませんからね。60km先まで見えるってすごい事ですね。
それにしても美しいですね。

雲海の中に見えるのは城ではありません(笑)。アンテナも建っており、測候所なのでしょうか…。何となく雰囲気が良かったので、撮影してみました。

十勝にいる方、曇っていたら是非に!気持ちのよい時間が過ごせますよ〜。

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