おもてなしいろいろ

わすれられないおくりもの

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以前「スロウ inn 楓」の方に
絵本を紹介してもらいました。
あらすじを見て、
興味あるなぁって思っていたら、
うちにありました…。
前に買っていたけど出していなかっただけのようです。

わすれられないおくりもの

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アナグマは、もの知りでかしこく、みんなからとてもたよりにされていた。冬のはじめ、アナグマは死んだ。かけがえのない友を失った悲しみで、みんなはどうしていいかわからない…。友だちの素晴しさ、生きるためのちえやくふうを伝えあっていくことの大切さを語り、心にしみる感動をのこす絵本です。

以前緩和ケア病棟(ホスピス)に勤めていた事もあり、
「死」について話しだすと、止まらなくなってしまいます。
そういう場ではないのであまり書きませんが、
子供達に「死」ということを考えさせるきっかけとして
いい本だと思いますね。
実際、道徳の授業で使われたりしているようですよ。
私は、
「今の社会は死に触れる機会が少なすぎる」
と考えています。
自分のおばあちゃんが亡くなったという時、
その場に触れ合える方はどれだけいるでしょう。
命の尊さを教えるためには、
死とはどういうものかを肌で感じなくてはならないと思います。
死に触れ合うのは悲しいものです。
でも、みんなに慕われたアナグマのように、
その人の「生」を感じながら、
見送ることが出来たら、
その「死」はとても意味のあるものだと思いますね。

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