「さくら」と言ってもロバではなく、
宿のそばにある桜の木のお話。
枝の一部分が病気になってしまい、
その先の葉が全く育たなくなってしまいました。
中央のボコボコした所が病変部です。
ほっておくと、
木の幹にまで病気が回り、
枯れてしまうとのこと。
薬でどうこうというわけにはいかないので、
その部分だけ切り落とします。
外科手術ですな。
ご近所さんが慣れた手つきで、
チェンソーでバッサリ。
木屑が火の粉のように舞っております。
落ちる時は結構な迫力でしたよ。
切り口には、
薬を塗っておくんだとか。
ちなみにこの木はみんな薪になりました。
ご近所さんによると、
この桜は樹齢100年くらいだそう。
でも、この病気が元で、
長くはないそうです。
何でも、桜は100年すぎると、
人が手入れをし続けないと、枯れやすいとか。
ふ~ん。
木なんてほっときゃ育つものと思っていましたが、
そんなことないんですね。
しっかり木の声を聞いて、
その木にあわせたお世話をしなければいけないようです。
勉強になりますなぁ。