結構日が経ってしまったのですが、
「清水町ホルスタイン共進会」に行ってきました。
「共進会」とは牛の品評会のこと。
年齢別にして「よりいい牛」を競い合う大会です。
9件の酪農家さんが集合して、
全51頭で争われました。
近くの酪農家さんが言ってました。
「牛のミスコンテストみたいなものだよ。」
「いい牛」の基準は
体型の良さや乳量(牛乳を出す量)で決まるそうです。
乳房の形や乳器(乳首のこと)の形やバランス、
歩容(歩く姿)なども審査対象だとか。
審査員が寸評を話していましたが、
専門用語が多すぎてなんだかわかりません。
驚いたのがその準備。
ミスコンらしく(?)ちゃんとお化粧するんです。
黒い模様に牛用のペンキらしきものをスプレーしたり、
しっぽのふさふさの毛をブラッシングしたりしています。
何でも、共進会に出す牛は頻繁に洗ってあげるとか。
こんな感じで審査が進みます。
途中「ジャッジングコンテスト」といって、
一般の方が順位を決める企画がありました。
私には、みんな同じ牛に見えます…。
最後までいなかったので、
どの牛が優勝したのかは分かりませんでしたが、
とても楽しめました。
もっと一般の方が入りやすいようにして、
イベントっぽくしたら、
もっともっと生産者と消費者の関係が
良くなるのではないかなぁと思ってしまいました。
共進会ではありませんが、
お隣の新得町で8月5日にこんなイベントがあるんですよ。
道立畜産試験場公開デー
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/sintoku/common/event/OpenDay/H21/oday09-1.pdf
たまたまいた旅行客がこんな事言ってました。
「牛って子供産まなきゃお乳でないんだね。」
私も以前はそう思っていましたよ…。