ロバ日記

視覚障害者でも楽しめる十勝の観光スポット

先日このようなメールをいただきました。

父母は盲人ですので、
十勝で盲人が楽しめるようなところがあればご紹介ください。

視覚障害のある方は、「和みの風」でも何度かお受けしてことがあります。
宿のご案内をするときにはちょっとした配慮が必要です。
例えば、広すぎるトイレは位置を把握しづらいので、
車椅子用のトイレを紹介しないといった事や
シャンプーとコンディショナー、ボディソープは触ってわかりやすいよう
凸凹をつけてある事など説明します。

始めに説明すれば、皆さんゆったりと過ごされています。
そして皆さん、部屋の使い方がきれいです。
散らかしてしまうと物を探すのに苦労するからとの事ですが、
私自身見習わなくてはと思う事しきりです。

さて、視覚障害のある方にとって、楽しめる観光を考えた時に大切なことは、
視覚以外の感覚で楽しめるかどうかを考えることですね。
つまり、聴覚、嗅覚、味覚、触覚をフルに使える観光地かどうかということ。
そう考えると、景色の良い場所よりも体験出来る場所の方が、満足感が高いようです。
以前視覚障害のある方のツアー(くるみの会)にボランティアとして参加した時も、
景色よりも体験重視の観光地でした。

具体的にはこのようなところをお勧めします。こちらでご紹介するスポットは、
介助者がいれば視覚障害があっても問題ないと確認しております。

農作業体験

農作業体験でよくあるのが「ジャガイモ掘り」。
子供向けかと侮るなかれ、土にまみれて収穫する喜びはさながら宝探しです。
芽室町の「いただきますカンパニー」では、そんな収穫体験を随時行っています。
イモの他、トウモロコシなど時期によって収穫できるものは異なるのでご予約時に確認を。

酪農体験

普段の生活で欠かすことが出来ない乳製品。
といっても、
実際に牛を見て触れた事がある方は
少ないのではないでしょうか。
十勝と言えば酪農の地。
巨大な牧場を肌で感じ、
牛と触れ合う事で命の恵みを実感して下さい。
当宿の近くで言えば「藤田牧場」があります。

乗馬体験

牛がいれば馬もいる十勝。
さすがに頭数は牛にはかないませんが、
乗馬スクールもいろいろあります。
馬に乗り、馬の息づかいを感じる事で
一体感を得ることが出来ると思います。
ヴィレッジ432」では
何度か受け入れをした事があるそうですよ。

ラフティング

川と一体になれる感覚はカヌーもいいのですが、ラフティングがより刺激的。
丈夫なゴムボートに乗って急流を下ります。
予測のつかない上下左右の動きは、一度乗ったらまた乗りたくなるに違いありません。

スイーツ巡り

十勝はスイーツの宝庫とも言われています。
スイーツの原料となる砂糖は
ビート=甜菜(てんさい)から作られており、
その生産量は十勝が日本一なのです。
六花亭、柳月、クランベリーなどなど、
大小さまざまなスイーツ店がそろっています。
いろいろはしごして、
味の違いを楽しむのもいいですね。

ほかにも「足寄動物化石博物館」や「エコトロッコ」もいいですね。
そして「和みの風」で、ロバの「もも」とふれあうのもお勧めです。

ご質問をいただいた方に連絡したところ、
結局は「旅先で逢った子供の漫才が楽しかった」というお答えが。
「どこに行って何をするか」も大事ですが、
そこで出会う人たちとの触れ合いが旅行の醍醐味なのかもしれません。
新しい土地で新しい雰囲気を感じ、新しい人と触れ合う…。
旅の原点を思い知らされた感じがしました。

そう考えると宿はホテルよりも、
より人と触れ合いやすいユースホステルやペンションなどがいいのかもしれませんね。

ほかにも気になる事がありましたら、ご連絡ください。
ご質問ありがとうございました。

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