薪ストーブが来て1ヶ月。
やっと慣れて来た感じがします。
始めは何もわからないので、
何度部屋中を煙だらけにしたか…。
これから薪ストーブを始める方のためにも
コツなどを含めて書いていきます。
(本当は自分が来年忘れないためなのですが)
準備
乾燥した薪を用意しましょう
だいたい1年以上必要と書いてあるサイトが多いです。
来年使う予定だった薪(6月に伐採されたもの)も
結構燃えますが、
ススがつきやすいのかもしれません。
庫内を暖めましょう
薪をセットする時に、
新聞紙を丸めて(サイトによってはドーナツ型にして)
一番下に敷くと書いてある物が多いですが、
私は使いません。
煙も多いですし、時間がかかります。
で、使っているのがこれ、トーチです。
火がついた状態で立てることが出来るので、
入り口において庫内を暖めます。
これを購入してから、
一気に煙だらけになることが減りました。
ホームセンターなどで売っているので、
使っていない方は是非。
(今でもたまに煙だらけにしてかぁちゃんに怒られます…)
窓ガラスを拭きましょう
ガラスが汚れていてはきれいに炎が見えません。
熱いうちは出来ませんので、火を入れる前に拭きましょう。
濡らしたティッシュで拭き取ります。
毎日やれば簡単に落ちます。
ちょっとこびりつきが強い時は、
灰をつけるといいようですが、
なんか傷つきそうで私はあまりしないようにしています。
ちなみに、ガラスが濡れていると、
その水分が乾燥して、白い結晶が残り、
そこだけ焦げて落ちにくくなるので、
乾いたティッシュで拭き取りましょう。
薪をセットします
焚き付け用の細い枝を多めにいれ、
細い薪を上に載せておきます。
ちょっと太めの薪を両脇に立てかけておくと後が楽ですね。
着火
火をつけます
換気口が全開なのを確認したら、
トーチで焚き付けに火をつけます。
始めは低温なので煙が多くでますが、
構わず燃やし続けると少なくなります。
ある程度燃えたら蓋を閉めます。
閉めた瞬間、炎が「バフッ」と揺れたら成功です。
何も変わらないと換気されていない事になり、
火がつきません。
さらに煙だらけになります。
炎が揺れなかったらすぐに扉を開けて、
トーチで燃やし続けましょう。
(扉を少し開けておくという方法もあります。)
ストーブの庫内が十分暖まらないと上昇気流が生まれず、
空気の流れが出来ないようです。
うちの煙突は2回曲がっているので、
空気の流れにくさはあるみたいですね。
火を育てる
ある程度細い薪に火がついたら、
少し太めの薪を追加しましょう。
徐々に太くしていき、温度計が200℃を超えるようなら、
換気口を閉じます。
本当に「火を育てる」とはよく言ったもので、
いきなり太い薪だと火はなかなかついてくれません。
丁寧に「育てる」気持ちが大事なようです。
この状態が熾火(おきび)。
一番高温で、効率の良い燃え方だとか。
広葉樹はこの状態で長く保つことが出来ます。
火をつけてあっという間に燃える事もあり、
結構燃えていても、
なかなか空気の流れが出来なかったりと、
まだまだよくわからない部分がたくさんあります。
室内と戸外の気温の差とか、
風の影響とか色々条件によって変わってくるんでしょうね。