今日の十勝、今の清水

昔から使われている薪ストーブはマメな煙突掃除が必要です

先日ご近所さんの煙突掃除をお手伝いして来ました。この薪ストーブは北海道で昔からよく使われているタイプ。煙突はシングル煙突と言って、ステンレスで出来ています。安価でいいのですが、薪が燃えたあとに出来るススやタールなどがこびりつきやすく、1ヶ月に一度くらいはお掃除が必要なんですね。

こんなブラシを使って筒の中をこすります。煙突の内側にススがついていますが、すぐにとれるので作業はらくちんです。屋外の煙突についてはこんな感じで内側からブラシを通します。

薪の種類によってこのススがつく量はだいぶ違うようです。例えばカラマツなど針葉樹はヤニが多いため、ススの量が増えるそうですよ。毎月行うのは大変な作業ですが、これをしないとススで煙突が狭くなってしまい、燃えにくくなってしまいます。さらに放っておくと、完全に詰まって燃えてしまうという事もあるそうです。

先ほどシングル煙突と書きましたが、対して二重煙突があります。二重とは断熱材を入れてあるためにその名がついています。断熱材が入ると、温度差が和らげられススがつきにくくなるのです。つまり、それほど煙突掃除をしなくてもいいという事ですね。1年に1度程は必要だそうですが。

話は変わって、この薪ストーブ。上面が同心円状の枠があります。これは何かと言うと、そこの丸い鍋を入れるのにちょうど良い構造。鍋の大きさに合わせて、枠を外す事でコンロとしての使用方法があるんですね。こちらのお宅の冬場のガスは、基本料金しか払っていないとの事でした。煮物をする時は大活躍するそうですよ。昔の人の知恵ですね〜。

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