よく頂くご質問。
すぐそこの畑の作物は何ですか?
「和みの風」は畑の真ん中にあるので、すぐそばが畑です。
畑ですから、いろいろな作物が育っています。
目立つ畑としては小麦、ジャガイモ、大豆、ビート、デントコーンなどですね。
細かく見ると白菜やブロッコリー、アスパラガスなどいろいろ。
デントコーンとは牛の飼料として使うトウモロコシです。
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![](https://nagominokaze.info/wp-content/uploads/2017/10/memuro_farm3.jpg)
十勝のほとんどがこの作物かと言うと
これまた全然違うのです。
隣町の芽室町はタマネギ畑を目にします。
ネギもありますね。
北側の新得町は
そばの産地として有名ですね。
鹿追町のそばも頑張っています。
一方「和みの風」のある清水町で
タマネギやそばは
あまり見た事がありません。
![](https://nagominokaze.info/wp-content/uploads/2017/10/memuro_farm4-300x200.jpg)
どうして、同じ十勝なのに作物が違うのでしょうか。
農家さんの戦略というのもあるかもしれませんが、
やはり土などの環境がその作物にあっているかどうかみたいです。
例えば帯広で有名になったのが長芋やごぼう。
長芋は「川西那長いも」といって台湾などに輸出される程になりました。
こういった長い作物は畑に石があっては作ることが出来ません。
すぐに曲がってしまうので、長芋の場合1.5mは石がない状態が必要との事。
もちろん元々全く石がなかった訳ではないでしょうから、
いろいろ土壌改良を重ねてきた結果なのでしょうね。
残念ながら、清水町はかなり石が多い地域みたいです。
近所の農家さんは「石がなければ最高の土地なのに」と言っておりました。
実際、土自体の栄養はかなり豊富で、
そのおかげでここ「清水町人舞」は種芋を作る畑が密集しています。
皆さんもご存知の通り、ジャガイモは種ではなく芋から作りますので、
その種芋を作るための畑なんです。
じゃがいもを作るためには必需品なので高く売れますが、
その分、いろいろと規制があり作るのも大変だそう。
一方、そばはやせた土地でも良く育つそうで、
新得などでは良く作られている作物と言われています。
畑の周りを走ってみたら、どんな作物を作っているか注目してみるのもいいですね。
時には車を降りてじっくり見てみるのも、勉強になるかもしれません。
ただし、畑には入らないで下さいね。
畑は農家さんにとって大切な場所。
万一、病気など持ち込んだらとても大変なことになりますので。