十勝で観光するならば

雲海はトマムだけじゃない!ゴンドラに乗らなくても海が広がる日勝峠


雲海…体験した事がありますか?
飛行機に乗った時など、雲の上を飛んでいるため眼下に広がる事がありますね。トマムの「雲海テラス」で有名になったので、見てみたいと思われる方も多いのではないでしょうか。

和みの風から車で30分、日勝峠の展望台で見られるんです!日勝峠ですから、もちろん無料!是非、目の前に広がる雲の海を体感して下さい。

どうやったら見られるの?

場所は「日勝峠展望台」。
道東道「十勝清水I.C.」から山側に向かって10分走れば到着です。国道ですから、場所は問題ないと思います。39段の階段を上るとその展望台はあります。残念ながら、さらに上の展望台は老朽化により使えません。

雲海の発生メカニズムや条件はこちらが詳しく。

難しいことはさておき、とにかく早朝が一番出現しやすいようです。夜と朝の気温差が大きいからこそなせる現象。風があまりない事も条件の一つ。様々な要素が絡み合って始めて現れる雲海。そう簡単に見える姿ではないからこそ、価値あるんでしょうね。

ですから、雲海の出現予報はとても難しい。そんなとき、本家のトマムサイトを見てみましょう。その名もズバリ、「雲海予報」。

トマムと日勝峠は直線距離にして約16km離れています。気温も地形も異なりますので、全く当てはまるとはいえませんが参考にはなるでしょう。前日にチェックして、期待に胸躍らせるのも楽しいですね。

時間は5時くらいがお勧め。日の出もキレイに見えるのでそれはそれは美しいでしょうが、夏の日の出は朝4時台。あまり早く起きては、旅行の疲れが十分に取れません。5時過ぎに出発しても条件さえそろえば、しっかり楽しむことが出来ます。一般的に、7時前後になると消えてしまう事が多いそうですよ。

曇りの方が見えやすい!?

朝早く起きても空は曇りで薄暗い…。
そんな時でもあきらめないで下さい。そんな時こそ見える可能性が高いのです。私も始めて見た時は、そんな曇り空でした。

でも、日勝峠を登っていくと、次第に霧がかかりそこを抜けると一気に雲海が広がったのです。つまり、雲海を境に曇りと晴れがはっきり別れているんです。考えてみればそうですよね。雲海の下は太陽の光が遮られるので曇りになるんです。

今、展望台で見られるのかが知りたいという方のために、いい方法を伝えます。残念ながら展望台にライブカメラはありませんが、日勝峠の道路状況を伝えるカメラがあるのです。

日勝峠9合目カメラをチェックして下さい。
今、晴れていますか?影が見えていますか?
十勝が曇っていて9合目が晴れていたら、迷わずLet’s Go!展望台から雲を見下ろせるかもしれません。
もし、展望台も霧に埋まっていたらもう少し上まで登りましょう。必ず晴れてくれるはずです。展望台からは見えなくても、車から見ることが出来ます。運転手さんは脇見注意です。

ちなみにこのカメラ、山頂より清水町側になります。それほど離れていない距離に日勝峠頂上付近もありますが、こちらは日高側。こちらは晴れであちらは霧の中など全く天候が違う事もあるんですよ。トンネルを抜けたら、景色が全く違うってよくある話ですよね。

運良く出会えたら、のんびり楽しみましょう

さざ波のように広がる雲達。目の前に広がる雲海は、写真で見るよりもずっと迫力があります。なかなか出会えないからこそ感動する風景です。

スポットライトのように照らされる雲海。時間を追うごとに、そのライトも移動します。こちらは太陽の光が雲の間からこぼれています。

国道沿いの展望台なので、気軽に何度でもチャレンジ出来ます。どのくらいの確率で出現するのかは、まだ私にも分かりません。

地元の方もほとんど知られていない、とっても穴場なスポットです。是非、自分の目で確かめて下さい。大パノラマに圧倒されますよ。

和みの風の朝食は8時から。雲海が消えやすい7時頃までゆったりどうぞ。朝は冷える事が多いので、上着を一枚持参しましょう!

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