ようやく安定して立てるようになった「くるみ」です。
実は寝たきりの頃「床ずれ」が出来ていました。
私は看護師ですから、
「床ずれ」は作らせない、
と思ってはいたものの、
体の重さと床の湿気、
それからずって動く事から来る「ずれ」などにより、
やっぱり足の付け根に出来てしまいました。
まぁ、立てるようになったので、
結局すぐに治ったのですが、
もし立てなかった時の事を考えると、
どれだけ悪くなるのか想像もつきません。
感染を起こして発熱する事も十分に考えられる事です。
病院で使う様な皮膚保護材なんかを使っちゃいました。
治りが早かったかどうかは分かりません。
圧迫されない事の方が効果があったのは間違いないので。
実は、もう一つ問題があったのです。
それは「脱腸」。
専門的には「直腸脱」と言います。
汚い話ですみません。
肛門から腸が出てしまうんですね。
おそらく寝ていたので、
腸が圧迫されて出てしまったのかと。
手で押し込めば戻るのですが、
なにぶん寝たきりだったので、
すぐ戻ってしまいます。
立ち上がるのはもう無理かと思っていたので、
何度もしませんでした。
立ち上がるようになったので、
再び治療の開始です。
獣医さんに教えてもらい、
こんな器具をつけてました。
ゴムひもが調度うまい具合にお尻を圧迫して、
立っている時は出なくなりました。
そしてそのうちほとんど気にならなくなるくらいに。
結局この器具もどれだけ効果があったのかは分かりません。
やっぱり四つ足動物は立たなきゃだめなんですよね。
そういう風に出来ているんです。
いやぁ、それにしても立ってくれて本当に良かった。
今日も「くるみ」はよくえさを食べてます(笑)。
早く青草を食べさせたいですね。