7月の下旬、視覚障害者のご両親を持つ方からメールを頂き、ご相談に応じました。
ご希望の宿泊日がすでに満室だったためご宿泊出来なかったのですが、
わざわざご挨拶にまで来て頂きました。
いろいろとお聞きしたかったのですが、あいにく満室続きで慌ただしくお話もあまり出来ずじまい。
後日ご連絡するとこのようなお返事を頂きました。
観光した場所ですが、ばんえい競馬場、カントリーファーマーズ藤田牧場、勝毎花火大会の3箇所がメインでした。ばんえい競馬では、馬そりを引いていたことから、母親が、昔話をしてくれました。馬は、家に帰る能力が凄いらしく、母の父(私のじいさん)は、子供を乗せたそりを馬に任せて自分は酒飲みに寄り道をよくしていたと。富良野に住んでいたと聞いてましたが暮らしぶりを感じた一瞬で私にも良い思い出になりました。
カントリーファーマーズ藤田牧場では、スタッフの方の説明に父母もうなずき通し。牛乳は血からできる、よって大量に乳が出る牛の動脈はこんなに太いと云って動脈に手を当てさせてくれた時、なるほどと感嘆はMAX になりました。来て良かったです。その時の写真がありますので添付します。(公開して頂いて結構です。)
勝毎の花火の素晴らしさは当然ですが、JR 新得駅、帯広駅の駅員さん、十勝バスのスタッフさんに乗下車用スロープを準備して頂いたり、世話して頂いたりおかげさまで、無事楽しみにしていた花火を観ることが出来ました。ありがとうございました。
帰りは、タクシーで新得駅に向かいましたが、番外編で運転手さんの気遣いに心から感謝してます。せっかくの旅行の最後に気を悪くさせてはいけないとまでおっしゃて頂いて、言葉使いから、料金サービスまで、ほんとに皆心が暖かくなりました。
旅行をすると時に思い出話に花が咲く事があります。
普段では忘れていた事でも、ふっと思い出す時ってあるんですよね。
ご両親といい時間を共有できて、とても有意義なご旅行になったようです。
この記事を通じて、藤田牧場さんにご連絡した所このようなお返事を頂きました。
幸せの連鎖ですね。
藤田牧場です。
本当に嬉しいお知らせ有難う御座いました。
体験を始めて、20年が経ちます。
今回の様な嬉しいお知らせを頂くと、今まで続けて来て良かったと心から思います。
視覚障害がある方にとっては、牧場体験など実際に触れる観光が喜ばれるのかと思います。
もちろんそこで出逢う人との触れ合いが、よりその旅行を充実させるのでしょう。
「一期一会」
旅行にはこんな言葉が似合うのかもしれませんね。
ご連絡ありがとうございました。
こんなお土産まで頂いてしまいました。
ありがとうございます。
関西限定のかっぱえびせんたこ焼き味。
「やめられへん、とまらへん!」と
キャッチフレーズも関西弁です(笑)。