日本には色々な民宿やペンションがありますが、
よく聞かれる質問だそうです。
「なんでペンションをやろうと思ったんですか」
私の答えとしてはこちら
「旅行してほしい方達がいたから」
まさか自分が宿をはじめようなんて、
これっぽっちも思っていませんでした。
少なくとも北海道に引っ越すまでは。
看護師を始めて数年、
「このままこの仕事を続けるのは難しいなぁ」って思ってました。
私は、看護という仕事について、
すごーく好きというわけではないけれど、
自分には合っているのかなぁと思っています。
しかし、どの仕事でもそうですが、
経験を積むにあたって、
管理という職種に携わらなくてはならないんです。
患者さんとのふれ合いが楽しいのに、
仕事ではどんどんその時間が減っていく。
これは、多くの看護師が辞めていく理由の一つでもあるのです。
私は、男性なので将来専業主婦や、
パートで過ごすことは出来ません。
しかし、主任や、看護師長なんてやりたくないと考えていました。
看護という経験を活かして、
自分のやりたいことを探さなくてはと、よく思っていたものです。
確かに、患者さんとのふれ合いを優先させるのであれば、
認定看護師という方法もあります。
これは、糖尿病や人工肛門、緩和医療など、
それぞれの専門性を高めた知識を持つことで、
認定される資格のことです。
認定看護師の多くは、現場重視ですから、
更に患者さんと接することで経験を積み、
後輩の指導にも当たります。
しかし、これもどうも私には合いそうにありません。
次回に続きます…。
お宿のつくり
お部屋やホールなど、木の温もりを感じられる時間のために