宿づくり、宿管理

薪は1本づつ追加してはいけません

うちの地域の集会所は小さいお家。
そこの暖房は今でも薪ストーブを使っています。
毎月28日に集会あるので、
冬は当番の人が早めに薪ストーブを点け暖めています。
私が薪を追加していると、
近所の方がこんな風に。
「薪は1本ずつ足しちゃいけないんだよ。」
「あ、はい…。」
その時はなにも考えずに3本程追加しましたが、
よくよく考えてみると、なぜ?
おそらくですが…。
薪ストーブって空気の流れがとても重要なんですよね。
いくら乾燥したいい薪を使っても、
空気の流れが悪ければ燃焼しません。
薪のかまどを焚く時に竹の筒で吹いている姿を
テレビや本で見た事があると思います。
ああやって新鮮な空気を送る事によりよく燃えるんです。
薪ストーブの中では、
空気の通り道が細ければ細い程、
早く流れる様なんですよ。
もちろん塞いじゃダメですが。
同じ勢いで息を吐いていても、
口笛を吹く様に口を小さくすれば空気の流れが変わりますよね。
なので、2本以上あって空気の流れる隙間がたくさんある方が
効率よく燃えるんです。
つまり、1本だけ追加すると、
追加したときはよく燃えますが、
いずれ1本分だけになってしまい、
燃え残ってしまいやすいという考え方からなのかなぁと思いました。
2本以上追加すれば、
新しく追加した薪だけで空気の流れが作れますものね。
いろいろコツというものがあるんですね。
勉強になりました。

画像

これはうちのストーブ。
今、大活躍中。

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