ロバ日記

どのくらいの保健室の先生が傷を上手に処置できるのでしょう…

ある朝、息子が登校時に怪我をしました。
どうも歩道を踏み外し両膝を擦りむいた様です。
だいぶ痛かったようで、大泣きして学校に着いたそう。

帰ってくると、膝には包帯と大きな絆創膏が…。
案の定、お風呂はとても痛がっています。
聞くと、保健室の先生に処置をしてもらった様です。

・特に洗浄せず、白い小さなガーゼでぺたぺたしてた。
・絆創膏を貼ってくれた。

との事。
う~ん、そうかぁ…。

洗浄していないかぁ、消毒してるかぁ、そして絆創膏かぁ…。
そうだよなぁ、しょうがないかなぁ…。
看護師さんなら何を言いたいか分かるかもしれませんね。

え~、傷に対して
「洗浄もせず、消毒をして、絆創膏を貼る」のは間違った対処法なんですよね。
正しくは、
「水道水で洗い、消毒はせず、創傷被覆材(orラップ)を使用する」です。

詳しくはこちらを見て下さい。
創傷被覆材?ラップってあのサランラップ?
と思われる方もいるかもしれません。
創傷被覆材というのはいろいろ種類があるのですが、
家庭用で一番お勧めなのは「バンドエイドのキズパワーパッド」です。
最近、薬局でもいろいろ種類が増えてきましたね。

画像

ラップというのはまさに、食品を包むラップのこと。
乾燥させないという事で有効です。

ただ、傷が見えてしまうのと、毎日洗浄しなくてはならないので
子供にはあまり向いていないかもしれません。
「傷に消毒とガーゼは間違っている!」
と科学的に立証されているにもかかわらず、
相変わらずこの方法で行っている事を知り残念に思いました。

とはいえ、この方法が使われている病院もまだまだあるようです。
特に昔からある様な病院、高齢の先生。
看護師がいるはずの高齢者施設でも同様です。

かさぶたを剥がす事がどれだけ傷に良くないかを知って頂きたいですね。
痛みだって伴いますし。
ただ、この保健室の先生、実は正しい方法を知っているのかもしれません。
「保健室の先生、消毒してくれなかったよ」なんて子供に言われた日には、
黙っていない親がいそうなので。

「いや、傷には洗浄して、創傷被覆材を貼る方が…」
なんて説明も大変なのかも。
全国に何万とある学校、そこには必ず養護教員がいるはずですね。

そのうち、どのくらいの人数が正しい処置をしてくれるのかが
ちょっと気になってしまいました。
擦り傷なんてしょっちゅう作る小学生に対して、「がまん、がまん」なんて言いながら
消毒薬がどれだけ塗られているのかと思うと、子供達がかわいそうに思えて来ました。

コメント

    • まいこ
    • 2011年 2月 08日

    湿潤療法はほとんどの養護教諭が知っているはずです。今は看護師免許持ちの養護教諭も大勢いますので。ただ、各県の教育委員会で考え方が違うようです。私の属する県は、湿潤療法には賛成していません。保健室はあくまでも応急処置であり、湿潤療法をすると、毎日の経過をみなくてはならないからだそうです。
    そして書いてあったとおり、消毒をしないことに対して、クレームがないとも言えません。学校に湿潤療法を取り入れるにあたっては、いろいろと準備や段階を踏まなければならず、そのことに関して理解していただきたいと感じます。
    また、学校の予算的に、湿潤療法用のハイドロコロイドを購入することもできません。ラップですれば良いのでしょうが、管理職や教育委員会が賛成しません。
    にしても、ガーゼをペタペタはいけませんね。
    私は、①水できれいに洗浄→②(化膿の可能性がなければ)傷にくっつきにくい大きめ救急バンを貼る の手順で処置をしています。
    あ、この時間コメントして不審ですよね。今休憩時間中です。長いコメント失礼しました。

    • 和みの風
    • 2011年 2月 09日

    コメントありがとうございます。
    学校は医療機関ではないですから、
    被覆材は難しいでしょうね。
    ただ、傷に付きにくいものを貼って頂きたいのは、
    強く思います。
    傷の経過を見るのは家庭が主ですから。
    傷の治療についても「教育委員会」が関わっているとは
    思いませんでした。
    やはり学校ですね。
    私は現在正しいとされている傷の対処法を
    広めるのも養護教諭の仕事かと思っていましたが、
    「教育委員会」が関係するのでしたら、
    そう簡単には変わらなそうですね。
    養護教諭さん達のジレンマが感じられます…。

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