ロバ日記

「生食用の牛肉は流通していない」は正しくないよ

画像
十勝スロウフードHPより

「和みの風」では開業当初から「牛トロ」をお出ししていました。
これは生の牛肉をフレーク状にしたもの。
ご飯の上にかけたら本当に美味しくて…。
お客さんにもとても人気があり、
工場に寄って、買って帰る方もいましたよ。
が、皆さんもご存知の通り、
生肉「ユッケ」による食中毒が起きました。
4人が亡くなるといった非常に痛ましい事件です。
亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。
「和みの風」も人ごとではないので、
この問題の周辺をいろいろ調べてみました。
すると「生食用として牛肉は流通していない」
という言葉をよく目にしました。
あれ?
少なくともうちが取り寄せている「十勝スロウフード」では、
保健所から生食用の許可を得ているはずなのに…。

肉を生で食べる事について様々な意見があるのですが、
まとめるとこんな感じでしょうか。

1.とちく場(※)では全ての肉が生食用として利用できる。
2.生食用として出荷できる肉を作る事は問題ないが、基準が厳しい。
それをクリアしている加工業者が実際はあるのに、
ないと報道された。
   ※とちく場…牛を解体して、肉にする場所

1については、「厚労省が解釈を変えた!」と問題になったりしています。
こちらに詳しく。
「と畜場から出荷される牛肉はすべて生食用」 を詳細解説~
腸管出血性大腸菌食中毒問題

魚の場合、市場では「生食用」「加熱用」と
分けて売っている訳ではありません。
同じ様に肉も生で食べる事は禁止しておらず、
本当に生で食べるのかは事業者の判断に任せると言うスタンスみたいです。
2については事実とは異なる部分です。
少なくとも衛生基準をクリアしている業者はあるのですから。
「生食」という形態は手間も時間もコストもかかります。
しかし「えびす」は安さの為に安全性を放棄しました。
そこに大きな問題があります。
そして、そんな飲食店を放置した国にも問題があります。
ただ、このことで
牛肉を生で食べる事すべてが危険で禁止すべき事だとは
私は思わないんです。
「十勝スロウフード」のように、
ちゃんと衛生基準を守っている工場もあるのですから。
何年にも渡って、食品のサンプルを出し、
大腸菌群の有無をしっかり確認しているんですね。
そんなお店と「えびす」を同じにしてほしくはありません。
少なくとも、
「生食用の牛肉は流通していない」と事実と異なる表現は、
訂正してもらいたいと思いますね。
調べているうちに私も混乱して、
誤っている部分もあるかもしれません。
何かあれば是非指摘して下さい。
この件がいいきっかけだと思い、
先日「十勝スロウフード」を見学してきました。
その記事はこちらから。

コメント

    • お肉
    • 2011年 9月 26日

    厚生労働省から10月1日付 牛生食基準が発表
    (既に概要は公表済み)
    表面加熱等 もしくは同等の方法で殺菌
    今まで表面トリミングと言われていたが今後の方法は
    殺菌がメイン
    今までの十勝スロウフードの方法は不可となります

    • 和みの風
    • 2011年 9月 28日

    そうなんですよねぇ。
    大きく変わるみたいで。
    なんでも、どのようにすべきなのかの説明会が9月下旬だったとか。
    で、10月1日には禁止なんですって。
    「もっと事前に教えてくれないと、
    商品が作れない!」
    と十勝スロウフードさんは困ってました。
    もっともな話ですね。
    まぁ、国のしそうなことですが。

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