十勝で観光するならば

雪道が怖い?そんなに心配しないで冬の十勝を楽しんで!

寒い日が続くようになりましたね。
こちらも完全に雪で覆われ、真っ白な世界になっております。

「冬の北海道に行ってみたいけど、雪道が怖くて…」というお客様、結構いらっしゃいます。
札幌なら地下鉄やバスが利用しやすいのでいいのですが、
それ以外の土地は車があった方がいいですよね。
特に十勝はとても広いので、車がどうしても必要だと思います。

昔はスタッドレスタイヤの性能が今イチだったので、雪道初心者にはお勧め出来ませんでした。
でも、最近は本当によく出来ていて、
安全運転に心がければ、雪道も恐れる程ではありませんよ。

今日は雪道初心者でも
安全に走るコツを
お伝えしたいと思います。
「氷まつり」や「然別湖コタン」、
「ジュエリーアイス」など、
冬の北海道、
十勝ならではの楽しさを
味わってほしいですね。

スピード出しすぎない

最初から結論のようですが、とにかくこれに尽きると思います。
とにかくスピードを出しすぎないのが一番です。

とは言え、広い北海道をずっと30km/hで走る訳にもいかず、
どのような速度が一番ベストなのでしょう。

それは路面状況に応じて異なります。
圧雪やシャーベット状など雪道の状況はいろいろあるので、
それに応じて速度を変える必要があります。
でも初めての方にはそれを覚えるのは難しいのです。
また、同じ圧雪でも乾いている雪とやや湿っている雪では滑り方が全然違います。
その差はやはり、走って慣れてくるしかないと思います。

まずは50km/h程度で走ってみましょう。
横滑りする感じがなければ60km/hに上げてみても。
レンタカーを借りた場所からであれば、この速度ならそれほど危険ではないと思います。
というのも、降り立った空港からレンタカーを借りる事が多いと思うからです。
実は、雪道初心者にとって一番走りにくいのは町中。
多くの車が行き交うので、交差点などでは道路が磨かれてツルツルになりやすいんですね。
ある場所は轍(わだち)が多くてデコボコ。
そんな道はお勧めしません。
札幌の町中は交通機関を利用、郊外に走る際にレンタカーを利用するのが賢い方法だと思います。

話を戻しますね。
郊外であっても、50km/hが危険な場合があります。
それはアイスバーン。
アイスバーンとは、スケートリンクのように氷が張った状態です。
アイスバーンは30km/hでも危険な事が。

周りに車がいない事を十分確認したら、
少し強めにブレーキを踏みどのくらいで停まるのかを確認するといいですよ。
10km/hならこのくらい、20km/hならこんなもん…。
そうやって少しずつ滑る事に慣れていくと、雪道の運転も上手になっていきます。
くれぐれも周りに車がいない所で試して下さいね。
都会だったら、そんな状態になる事なんてないと思うかもしれません。
大丈夫です、札幌以外であればちょっと待てば、車が少ない状態になりますよ(笑)。

肩の力を抜きましょう

基本的な事で言えば、

  • 急ブレーキ、急発進、急ハンドルを避ける。
  • 橋の上は凍りやすい
  • カーブの手前で十分減速し、カーブ中はブレーキを踏まない。
  • ブレーキはフットブレーキを出来るだけ使わず、エンジンブレーキを多用する。
  • などあります。

    でも、スタッドレスタイヤを使用していれば、そんなに恐れなくても大丈夫です。
    レンタカーであれば、性能の高いスタッドレスタイヤを使用していると思うので、
    スピードを出しすぎにさえ気をつければ恐るるに足りません。

    「滑るんじゃないか〜」と思いながら走っていると、とても肩に力が入ります。
    走行距離が長ければ長い程、肩に負担がかかり肩こりの原因に。
    せっかくの旅行なのに、運転だけで疲れちゃいますね。

    肩に力が入っても、滑る物は滑ります。
    滑って当然、と思いながら余裕を持ってハンドルを握って下さい。
    時々、肩に力を入れてストンと脱力するのもいい方法です。
    温泉に浸かれば、心も肩もリラックス。

    最後に一つ。
    一番怖いのは少し雪道に慣れた頃かもしれません。
    「こんなに走りやすいものなんだ〜」と油断して速度を上げたら、それこそ危険です。
    あっという間に、
    スリップして1回転なんて事もなきにしもあらず。
    油断は大敵です。

    緊張感を忘れずに雪道に慣れれば、冬の北海道はますます魅力的になりますよ!

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