2月13日に寝たきりになった「くるみ」。
少しずつ歩けるようになり、
夜中立って過ごす事も出来てきました。
そして3月6日、
調度3週間ぶりに外に出ました。
まだ、左足に体重を乗せられませんが、
よたよたと歩く事が出来ます。
「いやぁ、よかった。
死んでたかもしれないんだもの。」
「くるみ」は知ってか知らずか草をむしゃむしゃ。
久しぶりの外はとても気持ちよかったと思います。
雪解けも進む程暖かかったし。
今回の件では色々な方にお世話になりました。
まず近所の酪農家さん。
寝たきりになってからとても気にしてくれて、
こんな物を頂きました。
「レバチオ」…動物用の滋養強壮剤です。
「まぁ、チオビタドリンクみたいなもんだよ。」と
へぇ~、
動物用にもそういった物があるんですねぇ。
他にも栄養価の高い餌をたくさん分けて頂きました。
そして、獣医さん。
最初の診察からお世話になっています。
またこの人もいい方なんです。
かなり厳しい状態であるために、
私たちの気持ちをおもんばかって、
言葉も丁寧に、そして分かりやすく伝えてくれました。
ロバが「寝たきりになる」という事は
人間でいえば「末期がんの告知」みたいなものです。
人間の場合(=医者)はその伝え方に問題がある事が多いのですが、
この獣医さんは、
その言葉の端々から優しさを感じました。
ある日、私達がいない時にこんな物を置いていってくれたり。
やはり、動物が好きという事だからなのでしょうかね。
皆さん思いやりのある方ばかり。
幸せ者なんだぞ、くるみ。
あ、私か。